針屋書店キャラクターMIX第012回マリア

マリア・フィッタ・ギー

トパジア「第12回はマリアか。あたしの洗礼名を付けてくれたんだよ。ちなみにエリザベスだが」
コロン「……そんな事もあったね」
トパジア「では、店長から渡された設定資料集を読んでいくよ。マリア・フィッタ・ギー。本名、マリア・ポロロン・アッパカパー・フィッタ・ギー。フィッタ・ギーの名前は、ミドルン王国の国籍を、「ウイッキィド・ゴースト」のアンが与えてくれるまで、使っていた、偽造パスポートの名前。真面目なマリアは、自分が、ポロロン・アッパカパーではなく、フィッタ・ギーだと自分に言い聞かせて、「ポロロン・アッパカパーは居ません、今、ここに居るのは、フィッタ・ギーです」と、スカイと、マグギャラン、コロンに宣言するマリア。マリアの実家の、イシサ聖王国のアッパカパー伯爵家は、イシサ聖王国が出来るまでは、アッパカパー王国で在り、西コモンの、辺境の小国家だった。そのため、マリアは、ポロロン・アッパカパー時代は、ティアラを付けることが在る。スカイ、マグギャラン、コロンの冒険屋パーティに入り四人でしばらく冒険屋を続けるが、「ビューティフル・ライフ」学派の女スラッシャー「リブ・レボリューション」(実は本物のビューティフル・ライフ)。「革命こそ我が人生!まさにビューティフル!ビューティフル・ライフ!」と叫ぶ「リブ・レボリューション」が操る鋸卿から、カーマイン大公国をミラーナ・カーマイン達が取り戻す仕事を、四人は「ウイッキィド・ゴースト」のアンから引き受ける。マリアは、権力者であるミラーナ・カーマインが、権力を民衆の蜂起で追われる現場を目撃。貴族のアッパカパー伯爵家に生まれたマリアは、自分のアッパカパー伯爵家が間違えていると考え、心が折れる。マイリース村のトマス神父に泣きながら話して、冒険屋を辞めて修道女マリア・フィッタ・ギーになる。秘密結社ドゲッサー編では、マリネ・ソルトに、得意のケッポラ蹴撃術を伝授。スカイの勇者(ヒーロー)編では、魔人王ローサル配下の、モンスターの軍勢が、マイリース村に攻めてきて、マイリース村の領主やトマス神父達が処刑されそうになる所に、南方大陸から戻ってきたスカイが現れて無双して助ける。人質達が救出されて、マリアも途中からケッポラ蹴撃術で戦う。南方大陸で「力の王国」の血筋だったことを知ったスカイは、姉のロザからドゲッサー編の終盤で使い方を教わった勇者(ヒーロー)の力を南方大陸で使いこなせるようになっていた。ちなみにスカイは南方大陸編では、時空転生の「力」により、過去から復活した、「力の王国」の暴君と、その「力の王国」を止めるために戦っていた」
コロン「……あちゃいは、スカイが、南方大陸で女を作ったと思っていたんだ……あの野郎。スケコマシだから……マリアちゃんが全部、スカイから聞き出すまで、あちゃいは信じなかったんだ……紫陽眼の聖女と呼ばれる、くそエロい女が、スカイを誘惑したらしいが……スカイは、マリアちゃんに音速蹴りで首を、へし折る事を恐れて、逃げ出したらしいんだ……」
トパジア「じゃあ、続きを読むよ、南方大陸から帰ってきたスカイは、コモン全体が戦乱に包まれている事を理解していたが、理由は知らなかった。
 マリアは、悪と戦う、アッパカパー伯爵家の家訓を思い出し、スカイと一緒に、魔人王ローサルと戦う決意をする。
 「大マヌケのスカイ・ザ・ワイドハート」が、ミドルン王国に戻ってきたことを知った、ヘルハウンド連隊の連隊長の大佐は、最前線に居た。現在最前線のマイリース村に居るスカイの所に行く。スカイのヘルハウンド連隊への原隊復帰を行う。そしてマリアは、スカイが闇堕ちしないように、志願兵として着いていく。
 ターレン王の軍勢が、心を操られているタビヲン王国の元国王「黒竜王」が率いる「呪いの渦」の軍勢を倒し、ジーウーの愛の力で、鬼面丞に体を奪われたトパジアは、「仮面軍師鬼面丞」の魂を自分の体から追い出し、タビヲン王国を覆っていた最後の闇である、「仮面軍師鬼面丞」は滅び、魂は地獄へと行く。
 鬼面丞に操られていたが、正気に戻ったルシルスは、スカイ達に、キリィを救ってくれと懇願する。
 「秘文字教」とは、魔王と、その魔族達を崇拝する、人間達の、死のカルト宗教だった。
 トマス神父は、キリィ・ダーマが、昔の自分の弟子の神学生、マーク・ストーンズで在った事を知る。そして、人間を信じられないキリィ・ダーマの中に、まだ主への信仰が残っていることを知る。
 トマス神父は、自分の人生の最後の仕事として、キリィ・ダーマ化した、マーク・ストーンズを助けることを決意する。
 原点0のコロナ・プロミネンスが住む、原点0の世界を支配することで、全ての多元宇宙を支配しようとする、「コロナ・ダークマター」。「コロナ・ダークマター」は、魔王になり、スカイ達の勇者(ヒーロー)パーティと戦う。古代モンスター達が復活し、世界とコモンは危機的な状況に陥る。
 人間愛護派の善なるドラゴン族、ゴールデン・ドラゴンのミレル達が、悪のドラゴン族達と戦うために、合流する。
 魔王城が現れた、ハーベス王国。
 ハーベス王国は過去の時代に、魔王城を封印する役割を封印の世紀に担った国だった。
 スカイ達の勇者(ヒーロー)パーティはターレン王の元に結集した光の軍勢と共に、魔王城へ向かう。女勇者(ヒーロー)のルル・ガーテンが率いる女勇者(ヒーロー)パーティと、ローサリアで合流した、スカイ達の勇者(ヒーロー)パーティ。ルル達がフラクター選帝国の「独立派」から強奪した、第5世代対竜殲滅人型決戦兵器ギガンティック・フラクターを搭載した、ギガンティック・フォートレスも、フラクター選帝国の「共存派」のアレン・キーリング元老院議長の支援で合流。
 ローサリア国王、ローサル王は、「呪いの渦」を裏切り、ターレン王が率いる光の軍勢に合流した。激おこ状態のミドルン王国のエレ女王と取引をする、涼しい顔の超現実主義者のローサリア宰相シャール・ジャーハだった。そしてローサリア王国の存続が認められる。ちなみに、ソフーズと、暴走山賊団「闇の腕」のモンガとガランとサナールは、現在、ローサリア王国の将軍だった。
 正義の「コロナ・ソーラー」が現れ、「コロナ・ダークマター」は、自分を無限の悪だと勘違いしている事を指摘する。「悪には限りは在れども、正義には限りは無い」と断言する「コロナ・ソーラー」。原点からマイナス9999極の「コロナ・ダークマター」で在った。
 そして、スカイの勇者(ヒーロー)パーティは、「コロナ・ダークマター」が率いる、原点からマイナス9999極の世界の悪の勇者(ヒーロー)パーティと戦う。スカイは、鬼畜勇者スカイ・ザ・イビルハートと戦い。ジーウーは、究極暴力を体現する邪・激武と戦い。マリアは、背教者ポロロン・デビル・ディクテーターと戦う。
コロンと「コロナ・ソーラー」は、人間の姿を捨てて巨大な怪物の姿になった魔王「コロナ・ダークマター」と戦う。
 悪の勇者(ヒーロー)パーティを倒したスカイ達が、コロンと「コロナ・ソーラー」と合流する。
 倒す度に、より強力な形態へと進化する「コロナ・ダークマター」。
 スカイ達勇者(ヒーロー)パーティだけでは、ダメだと、ルルの女勇者(ヒーロー)パーティの乗る、ギンガンティック・フラクターは、フラクター選帝国の共存派から送られた、強化メカ「ギガンティック・ディフェンサー」を、竜人族ドゴーンとクローン人間の養女ジーンの操縦で装着。魔王城へ向かう。巨大な怪獣達との戦いで大破しながらも、ルル達女勇者(ヒーロー)パーティの五人は魔王城へ辿り着き、脱出。「ギガンティック・ウイング」は分離し、ギガンティック・フラクターは反物質炉を暴走させて、満身創痍で歩いて行き巨大な怪獣達百体近くごと自爆。魔王城の城壁を破壊しルル達は中に入る。ルル達は、魔王城の地下がハイテク化されており、魔族達を作るガラスのカプセルが在ることを発見する。そしてルル達五人の女勇者(ヒーロー)パーティは、コロナ・プロミネンスだけで無く、コロナ・ダークマター、コロナ・ソーラー達、魔王も、魔族も、モンスター達、亜人種達も、全て古代人が遺伝子操作で作り出したこと知る。
 そして、自分を神と名乗る、狂った世界管理コンピュータと会話する。ルル達五人の女勇者(ヒーロー)バーティ。人類を存続させるために人間の遺伝子改造を行い、魔族を作り、モンスター、デミ・ヒューマン達を作っていた。ウロンが、世界管理コンピュータ「ザ・ワイズ」のストレージを発見する。人工知能型コンピュータウイルス「スフィル」をルル達は使おうとする。
 ルル達、五人の女勇者(ヒーロー)パーティの前に、悪の大魔法使い「呪いの渦」が現れる。
 マリアは、魔王「コロナ・ダークマター」の背後に悪魔の存在を発見する。「コロナ・ダークマター」に取り憑いている、悪魔が地獄の扉を開き、地獄の軍勢を呼び寄せる。世界が絶望に包まれた時、主と天使の軍勢が、そしてスカイの黒炎刻が真の姿「エデンの剣」の姿を現す。ほらコロン、スカイの妻なんだから、スカイの勇者(ヒーロー)編のクライマックスを、話しなよ」
コロン「うん……スカイの剣は本来の姿「エデンの剣」となり、呪いの渦の正体だったサタンと、主の加護に導かれ戦う。世界管理コンピュータを狂わしたのは、全てサタンの力であった。サタンと一体化し、サタンに操られ地獄の竜となったダークマターを、スカイ達と、ルル達、ターレン王が率いる光の軍勢は滅ぼし、地獄に封じ込め、世界は平和を取り戻す……ハッピーエンドだけれど。でも、その後の各国の戦後処理が大変だったの……スカイと、リレスちゃん、トパジアちゃん達が、守ってくれなかったら、あちゃいも死罪になりそうだったし……」
トパジア「……なんだ?外が騒がしいぞ」
電子音声「警察車両が降下します。危険ですからレーザー・ビーコンの範囲内に近づかないでください」
トパジア「は、空から飛行機が降ってきた」
コロン「……何で、サイレンが鳴っているんだろう?……」


謎の婦人警察官「トパジア・水・クトイハ、逮捕する」
トパジア「は、あんた、何言っているんだい、あたしは、タビヲン王国の首相なんだよ。ビッグなんだよ、大物なんだよ、国家権力持ってるんだよ」
謎の婦人警官「その、タビヲン王国から、年齢詐称罪と、外国のソルト財閥からの多額の不正献金による政治資金規正法違反の疑いで、逮捕状が出ている」
トパジア「野党のセルラにハメられたか。コラ、警官、手錠なんか掛けるな。ちぃいい、あの殺意のオーラの意味は、こういう事だったのかセルラ」
コロン「……大丈夫、トパジアちゃん……」
トパジア「ちょっと、マリネから、お金を、多く貰っただけだよ。大丈夫。すぐに国家権力を使って戻ってくるよコロン」
謎の婦人警官「危険な機械人形って何でしょうか」
トパジア「はっ、お前は、電脳世紀東京のメカ娘レイナ」
ジト目のレイナ「今頃気がついたか。ほら、行くぞ」
コロン「……ああっ、トパジアちゃんが捕まっちゃった。どうしよう。一人じゃ針屋書店キャラクターMIXの仕事は出来ないよ……」


フレイア先生「コロン。母親の私が手伝うよ」
コロン「……あ、母ちゃん……」
フレイア先生「次回の第13回は「ザ・トーキョー・デュエル」の主人公、杜氏正治の結婚相手、里山緑だ」
コロン・フレイア先生「それでは、第13回で、お会いしましょう」