ルル・ガーテン
コロン
トパジア
コロン「トパジアちゃん。針屋書店キャラクターMIXの三回目だよ」
トパジア「今回は女勇者のルル先輩だね。じゃあ、店長から渡された資料集を読んでいくよ。女勇者パーティの女勇者ルル・ガーテン。本名は、ミリアム・ルル・ガーテン。東コモンの大国ハーベス王国の歴代の将軍を輩出する、ガーテン男爵家の四女。父親は獅子鷲騎士団の団長。母親は羽牛聖騎士団の副団長。兄達と姉達は全員、ハーベス王国の騎士になっている。ガーテン家は、全員、男女共に身長が190センチ以上の筋肉質の体型に生まれている。ルルは、子供の頃から身長が低かった。そして、ルルは、母親のような筋肉質の美しい女マッチョになりたくて、脂肪分の少ない肉ばかり食べる食生活が続いて、摂食障害に子供の頃に掛かっている。その時に、ルルは、好物のケーキを我慢し続けたため。ケーキに対する執着心が強く、ケーキを見ると反射的に、食べてしまう。だが、ルルは子供の頃からルルの身長が低かったため、ルルの父親と母親は、ルルが愛国心に燃えて、女騎士を目指すことをやめさせようとする。だが、強情なルルは、父親と母親の反対を振り切って、自分の努力で、剣の師匠に就いて10歳で、剣技を会得。そして、なおも反対する父親と母親が、文句を言えないように、自分をアイドル少女騎士見習いとして、売り込む作戦を開始する。そして性格美人の人気者を演じて、ハーベス王国の人気者になり、コモン共通国家試験に最年少記録タイの12歳で合格、獅子鷲騎士団の騎士にハーベス王国国王陛下から叙せられる。ルルは、一見頭が悪いように見えるが、学業は、かなり優秀で、秀才が多い、フラクター選帝国高等女学院でも、常に上位15位以内をキープしている。ちなみにメルプルは学年首席。だが、ハーベス王国にも、魔物達が暗躍し始める。ルルの三番目の兄は、バンパイア化してしまい、家族が幽閉する。陰惨な事件がハーベス王国の騎士団の中でも続く。そして、マグギャランの父親が騎士団長を務めるワイバーンを駆る竜騎士団の飛龍騎士団が、全滅させられる事件が発生する。その後に、魔物達の騎士団が、ハーベス王国の宮廷に入り始める。元凶は宰相と、大臣の権力争いであった。ルルの父親と母親は、ルルを安全なフラクター選帝国高等女学院に留学させる事を決める。そして、ルルは、国家推薦状を持って馬に乗り、フラクター選帝国を目指す」
コロン「……あの人は、明るいけれど、そんな過去があったんだ……」
トパジア「あの人はね、マッチョ以外の男は、イモかモブキャラに見える、特殊な人なんだよ」
コロン「……確かに勇者編(ヒーロー編)で、ルルちゃんは、ジーウーの太い腕の筋肉を褒めていたし……」
トパジア「あ、そんな事在ったの!いくら女勇者でも、私の夫に手出しはさせない!」
コロン「……大丈夫だよ。勇者編(ヒーロー編)で会ったときは、ルルちゃんはマッチョの旦那さんと結婚して子供がいたし。マリアちゃんの脚の筋肉を褒めていたし……」
トパジア「仕事を忘れて、盛り上がってしまった。では、続きを読むよ。ルルは、フラクター選帝国高等女学院で、楚宇那。メルプル・ブルーリーフ、ニャコ、ウロン・ケサンという、生涯の親友達を得る。最後の三年生の夏休みに、全寮制の女子校のフラクター選帝国高等女学院の友達達の、実家を巡る旅行に出る。だが、旅行の日程を見た理事長は、同行者として、フラクター選帝国高等女学院のOBのサファを同行させる。ハーベス王国のメルプルの実家を訪れる時に「ダンジョニアン男爵の迷宮競技」に参加する。そしてハーベス王国のルルの実家を訪れた際には首都が魔界化しつつある惨状を見る。旅行で、サファの出身国の沿海岸州連合王国まで、足を伸ばすルル達。その時に、楚宇那が、父親の将軍と遭遇。楚宇那の父親は、エメランやシュド達と冒険屋のパーティを組んでいた時に、コモンに本人の中では本妻の愛人を作っていた。楚宇那は政略結婚用に生まれたため、勝手に公文書を偽造して、無断外出したことで、処刑される事が決まっていた。サファは楚宇那を守ろうとしたが剣を切り折られて、楚宇那の父親に頸動脈を切られて傷が塞がらず半死の状態。メルプルの、医療用の寄生植物でなんとか命をつなぎ止めるサファ。そして、ルル達は、連れて行かれる楚宇那を見送るが。作戦を立てて、楚宇那が処刑されるまでに、救出する事を考える。だが、ウロンは、最初、フラクター選帝国帝国大学に進学する際に、内申点に響くと嫌がるが。ルルがウロンを説得。サファを、ウロンの実家の公務員宿舎の隣に住んでいる、ロザ・ワイドハートに預けて、ルル、メルプル、ニャコ、ウロンは、フラクター選帝国ヤマト領に忍者に変装して楚宇那救出へ向かう。モモ忍者ルル、青忍者メルプル、赤忍者ニャコ、白忍者ウロン」
コロン「……店長の話では、「フラクター選帝国高等女学院」の話は、ここまでだね……」
トパジア「でも、ルル先輩は、ちゃんとフラクター選帝国帝国大学に「帝国大学編」で入学しているんだよね。いいな、フツーのキャンパス・ライフが送れて。私とコロンは、40歳近くに、魔法都市エターナルの大学に一緒に入学したけれど」
コロン「……だめだよトパジアちゃん。ネタバレ、ネタバレ……」
トパジア「あ、そうだった。では、次回の第4回目は、霧沢鉄男。SF作品「レギオン」の主人公だね。「星の旅人」が開始される10年前のセレス恒星系の惑星セレスで起きたプラネット・トレードを扱った作品か」
コロン「……鉄男は、五大企業国家最大のGADIC社(GAlaxyDIscoveryCorporation)のセントラルシャフトの精鋭部隊、ベイツァー隊のパイロットなの……」
トパジア「ベイツァー隊はES11型の七機編成の部隊ね。10年前だからジョンが乗っているYi社のES12型の1世代前の機体ね」
コロン、トパジア「では、第4回で、お会いしましょう」