無住心言術道場第6回

無住心言術道場第6回のテーマは「水素エネルギーの安定的な需要を、どのように確保するか」です。今回も難問ですが、針谷忠道、今回も突貫します。
 現在、EVへの方向性へ世界中の国々が動いています。
 このEVの前提は、核融合発電の実用化が前提となっています。
 この、流れの中で、水素エネルギーが、どのような役割を果たしていくのかが、今回のテーマです。
 具体的には、
 1、水素エネルギーの一定の安定した需要を、作り上げる。
 2、水素エネルギーの水素ステーションの普及は、全国に設備投資が膨大になる自家用車を優先させずに、鉄道や海運業の船舶などで、安定した需要が見込める産業から水素ステーションの普及を手がけていく考え方が存在する。
 3、水素エネルギーの全面的な普及を一気に考えずに、鉄道や海運業の船舶などから安定した需要を確保しながら進めていく事が考えられる。
 4、自然エネルギーを用いた発電で過剰に発電し生産された電気は、余剰分は水素エネルギーの製造に使う事が考えられる。そして水素エネルギーとして保存する事が考えられる。
 5、水素エネルギーは、扱いが難しいにせよ保存が利く理由から、自然エネルギーを用いて過剰に生産された電力が存在する場合、無駄にするリスクが低減できる。余ったら水素を作る発想で在る。
 6、燃料電池と、水素エンジンの、どちらに妥当性が在るのかは、現状では不透明で在るが。技術的な解決に基づき、水素エンジンにも燃料電池にも技術的な発展と、普及の前提となる一般人が利用を行う際のコストの低下が、水素エネルギーの需要を増やしていくためには必要で在ると考えられる。
 7、現在のEV化は世界的な流れで在る。だが、現在は先が読めない時代のため。「卵は一つのカゴに入れるな」という格言のように、いくつかの選択肢は考えられる。ハイブリッド車も選択肢として存在する。
 8、水素エネルギーの水素を安定的に保存し、尚且つ、取り出しやすい状態に化学的に変化させる。人体への安全性も考慮する。
 現在、運送会社のトラックでは、EV車の現在の欠点で在る、バッテリーの充電時間の長さを解決するために、バッテリーごと交換する事で、充電時間の長さの問題を解決し、運送会社のトラックが運送に使える稼働時間を長くすることが行われていると、新聞で書かれていました。
 現在、次世代エネルギーを巡る、状況は、将来が不透明です。
 今回のテーマは、水素エネルギーの普及を目指す場合。
 最大の問題は、経済学的な需要です。
 誰も、水素エネルギーを利用しなかったら、エネルギー産業としての水素エネルギーは意味を為しません。
 水素エネルギーを使用する産業や個人を増やしていく事が、水素エネルギーの需要を増やして行く上では必要になります。
 水素エネルギーの需要を増やして行くには、安定した、水素エネルギーの需要が見込める、鉄道や、海運業の船舶、流通業界のトラックや、公共交通機関のバスなどの、一年を通して、安定的な水素エネルギーの需要が見込める産業で利用する水素ステーションから、普及を目指すことが選択肢として考えられます。
 日本の現在の最大の問題は、教育が後手に回っています。
 この教育の問題は、今後も「無住心言術道場」で、取り上げていきますが。まずは、「勉強を始める勇気」と、「勉強を続ける習慣」が重要です。
 ですが、過去の勉強での失敗体験や、学校の勉強で嫌な思いなどをして、自信を失ったり、勉強嫌いになっている人達が日本では、世界の国々の中でも多いと考えられます。
 大学以上の学問は、歴史上の天才達や、天才達に準ずる優秀な人達が作ってきた体系のため、楽しい勉強です。


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