無住心言術道場第16回

無住心剣術道場第16回「要領の良い効率的なキャラクター作りの私家版の紹介」今回も、針屋忠道、創作活動を行う同胞達のために難問に突貫します。
 今回の要点から先に書きましょう。今回使う、テキストは二つだけですが。キャラクター作りの重要な書籍です。
 1、「ベストセラー小説の書き方」。これは、アメリカの有名なベストセラー小説家ディーン・クーンツ氏が自身の創作テクニックを惜しげも無く世界に向けて民主主義的に発表した偉業です。小説の書き方の他にキャラクター作りの方法が書かれています。私の小説の書き方の恩師です。今回は小説のストーリーの作り方がテーマではないので、基本的な谷崎潤一郎などの「文章読本」などの重要書籍は語りません。
 2、「GURPS」。これは、日本では角川書店から出版されていました。テーブル・トーク・RPGと呼ばれた、アナログのゲームの基本ルール・ブックの文庫本です。原著は英語です。
 現在、画像生成AIの登場で、キャラクター作りは、映像や画像的な、視覚的な面では、簡単に出来るようになっています。
 ですが、画像生成AIが書いてくれた、魅力的なキャラクターに、どのように物語や、キャラクター作りを行うのかに難渋している創作活動を行う人達も多いと思います。
 「ベストセラー小説の書き方」では、キャラクター作りの際に、キャラクターの外見から、人生の経歴などを作成する「登場人物の「身の上調査書」」の作成が説明されています。私も、昔は、イラストを描いて、「登場人物の「身の上調査書」」を書いて、キャラクター作りをしていました。
 この「登場人物の「身の上調査書」」作りで、役に立つ本がテーブル・トーク・RPGの「GURPS」です。今回は「GURPS」のベーシック・ルールだけで、CPを使って、キャラクターを作る事を考えます。
 この「GURPS」でキャラクターを作る場合、SFやアニメ的、漫画的な、ユニークな「濃いキャラクター」を作成する際には、キーワードとなる、特徴が在ります。この様な特徴を持ったキャラクターを100ポイントや150ポイントなどで作成する事が実用的な方法です。
 ですが、「GURPS」は基本的には、テーブル・トーク・RPGのゲームシステムのため、「ベストセラー小説の書き方」の「登場人物の「身の上調査書」」と上手く組み合わせる必要があります。
 ですが、一般人のキャラクターが主人公の物語の場合、「濃いキャラクター」を作らなくても、ストーリーや、キャラ設定を行う必要があります。
 一般人のキャラクターの物語では、SF的な要素や、ファンタジー的な要素を入れない場合もあります。この場合では、キャラクターに、重い設定を負わせない事も考えられます。
 主人公やヒロインのキャラクターを、まともな一般的な良識のあるキャラ設定と生い立ちで「登場人物の「身の上調査書」」を作成し。周りに「少し濃いキャラクター」を配置する方法も考えられます。
 例えば、画像生成AIで、日本人と外国人の女性を作成した場合、日常生活で知り合うという展開などの、ほのぼのとしたドラマ作りのキャラ設定も考えられます。
 このテーマは、今後追加して行く予定です。
 では、筆を置きましょう。


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